自分の意思はあるのでしょうか?
aladdin-boy-2201
システムの趙です、体は復活しました!ありがとうございます。
今日は面白い内容を見たので皆さんと共有したいと思いました。

脳についてのお話です。
1980年代、脳科学者ベンジャミン・リベットが脳の信号を研究したところ、
自分が「ボタンを押す」と決断する約0.5秒前には、すでに脳から手を動かす信号が出ていたそうです。
無意識の中で脳が先に決めたことを、自分の意思で決めたと勘違いしているのではないでしょうか。
アメリカの鉄道建築技術者で、1823年生まれのフィニアス・ゲージの例では、
頼もしく優しい性格で仲間から信頼されていた彼が、ある日、大きな鉄の棒が頭を完全に突き抜け、
左前頭葉の大部分を破損するという事故にあいました。
大きな事故でしたが体は回復し、職場に戻ることができました。
しかし事故のあとからは性格が完全に変化し、暴力的な人となり、
「もはやゲージではない」と言われるほど人格が変わってしまったそうです。
また、バージニア州の教職員だった40代の男性の事例では、
静かで礼儀正しく人格者であった彼が、突然小児性愛的な言動をするようになり、
ついには小児性愛的な行為で逮捕・有罪判決を受けました。
刑務所に入る前日、頭痛と気分の変動を訴えて病院でMRI検査を行った結果、
右眼窩前頭皮質に大きな腫瘍が確認されました。
腫瘍摘出手術後には、小児性愛的な欲求や人格変化は完全に消失しました。
これらの事例を見ると、自分の意思というものは、脳という臓器の信号を
自分が決めていると勘違いしているようにも見えます。
イーロン・マスク氏のニューラリンクでは、脳に超小型チップを埋め込み、
脳の信号を読み取って思考だけで電子機器を操作できる機械を開発しました。
今では逆に、脳に視覚再生装置を入れて脳に直接映像を届ける研究も行っているそうです。
未来には、脳に感情や行動の意思を入力することまで可能になるかもしれません。
よかったことに、2023年にロシア・HSE大学の認知神経科学研究所が
リベットの研究を再現したところ、実際には行動する時もしない時も、
どちらの場合でも脳からは行動を指示する信号が出ていたのです。
これは、脳からの指示を拒否することを自分の意思で決めていたと
いうことになります。
まだ、自分の意思があるように見えてほっとしています。
明日は中野さんです~よろしくお願いいたします。






